はねやすめ

2025年1月11日 この範囲を時系列順で読む

王はチェコ語やポーランド語が話せたというけど、地元民を装えるくらい流暢だったんだろうか? 幼少期に彼の個人教師だったGregorius of Sanokとポーランド語で会話していた……なんてことがあったりするだろうか。それとも当時は「標準的なイントネーション」なんてものはなかったのか。

No.131 鴉の王

現実のマーチャーシュ王が、ボヘミアとの戦いのさなか、斥候に扮して敵軍の動静を探るものの捕まりそうになり、地元民を装って辛くも難を逃れたという話の詳細を知りたい。王のお忍び伝説の典拠にもなったというんだけど(真偽は不明)、確かにおはなしの題材としておもしろそうだ。

No.130 鴉の王

現在、22,042文字(+3,151)。
第一幕④の終わりまでと、第一幕⑤の途中。素性を怪しまれ、憲兵に連行されそうになるエッツェルだったが、機転を利かせて(物理)難を逃れるという場面。
ここが最初のプロットポイント。なので、仮にここで捕まったら、ここで設定した問題を解決できるかどうか、つまり脱出の可否を問うおはなしになってしまうということか……。

No.129 鴉の王 > 創作と進捗

2025年1月10日 この範囲を時系列順で読む

現在、18,891文字(+1,025)。
第一幕④の続き。新たに付け加えようと書いた部分を結局不採用にした。もったいないけど……。ただ、今の下書きの段階では、細かい部分にこだわらず、とにかく最後まで書きあげたほうがいいということもわかってる。

No.128 鴉の王 > 創作と進捗

2025年1月9日 この範囲を時系列順で読む

現在、17,866文字(+3,095)。
第一幕④の途中。飲み屋での会話シーン。ロージャと村人の関係がこの時期変化しつつある様子を表現しておく。

No.127 鴉の王 > 創作と進捗

2025年1月8日 この範囲を時系列順で読む

これまで貴族の少年としてのマーチャーシュばかり書いてきたので、王さまになってからのせりふ回しを書いていてもまだしっくりこない。今回の王は現世によみがえってから何百年も経っているという設定で、王としての威厳とともに長く生きて培った懐の深さも表現したいから、その匙加減を見計らいながら書いている。

No.126 鴉の王 > 創作と進捗

現在、14,771文字(+773)。
第一幕③の最後まで。この章立てはあとで変わる可能性がある。それはそうとして、ようやくシャーンドルとマーチャーシュが出会う。

No.125 鴉の王 > 創作と進捗

2025年1月7日 この範囲を時系列順で読む

今日は執筆休み。読書を優先する。なるはしやまをドナウ川に投げ込め!

No.124 鴉の王 > 創作と進捗

2025年1月6日 この範囲を時系列順で読む

現在、13,998文字(+968)。
第一幕③続き。ウサギが横切ったせいで見つかりそうになるロージャだが、かろうじて難を逃れるという展開。
この展開は、1857年にロージャが逮捕された際の実在のエピソードをもとにした。現実のロージャは追い詰められて疑心暗鬼に陥り、古い馴染みのカトナ・パールが自分の隠れ家を漏らしたと思い込んで彼を殺してしまう(実際はウサギを追ってきた猟師が偶然ロージャの隠れ家に近づいた)。
今書いているフィクションは1853年が舞台で、このとき隠れているのもカトナ・パールのタニャとは無関係の場所なんだけど、ロージャには現実とは異なる結末を与えたいので、現実の歴史との分岐点という意味であえてこのエピソードを借用した。カトナ自体は今書いている話にも登場する。

No.123 鴉の王 > 創作と進捗

2025年1月5日 この範囲を時系列順で読む

今日も執筆休み。調子が上がらない。たまに出先で書いてみることにするか。

No.122 鴉の王 > 創作と進捗

2025年1月4日 この範囲を時系列順で読む

ハンガリーのヘラクレスといえばキニジ・パールだ→和製ヘラクレスといえば初代大関霧島だ→つまり初代霧島はキニジ・パールだ(えっ?)。

No.121 そのほか

ちょうどテレビで和製マーチャーシュ王こと暴れん坊将軍をやっている。SNSを眺めるかぎり、ハチャメチャで楽しそうだ。録画しているので後日観る。

No.120 そのほか

現在、13,030文字(+921)。
第一幕③続き。全然進まないにゃん!!!!

No.119 鴉の王 > 創作と進捗

2025年1月3日 この範囲を時系列順で読む

体調不良につき今日も執筆休み。

No.118 鴉の王 > 創作と進捗

2025年1月2日 この範囲を時系列順で読む

下書きを終えてから不要な個所を削るのは当然としても、製本後に読み返すと「削りすぎてなんだか味気ないなあ」と感じることが多い。逆に「この部分は削ってもよかった」という箇所は明らかな重複表現を除けばほとんどないから、やっぱり削りすぎてるんじゃないかと思ってる。今回はそのあたり、意識してみよう。

No.117 鴉の王 > 創作と進捗

現在、12,109文字(+2,112)。
第一幕③の途中。こりゃ第一幕だけで30,000文字は軽いわね。

No.116 鴉の王 > 創作と進捗

2025年1月1日 この範囲を時系列順で読む

実質6時間しか眠っていないせいか頭が働かない。というわけで今日も執筆なし。

No.115 鴉の王 > 創作と進捗

ぶーえーく。「ゆく年くる年」も終わったので、寝ますかね。

No.114 そのほか

2024年12月31日 この範囲を時系列順で読む

「孤独のグルメ」を観ている。
何年か前に「松重さんって、アンドレア・マンテーニャの描いたマーチャーシュ王に似てるよな」と何気なく考えてから、松重さんのコミカル系演技を見るたびに変な笑いが出る(そして「孤独のグルメ」は終始ゴローちゃんのコミカルさを楽しむドラマなので……)。

No.113 そのほか

今日は執筆なし。大晦日なので早々にお酒が入りました。

No.112 鴉の王 > 創作と進捗

2024年12月30日 この範囲を時系列順で読む

現在、9,997文字(+904)。
第一幕②の最後まで。引き続き③を書こうと思ったけどそこまでいかなかった。

No.111 鴉の王 > 創作と進捗

2024年12月29日 この範囲を時系列順で読む

現在、9,093文字(+3,282)。
第一幕②の途中。ロージャの仲間として登場させるのは、この時期行動をともにすることが多かったらしいヴェセルカ・イムレとキシュ・バーチ、オスノヴィッチ・イシュトヴァーンの3人。ロージャの弟のアンドラーシュや、ロージャ・ヨージェフ(ロージャのおじと同名だけどたぶん別人だろう)は登場させなかった。
それはそうと、わたしの小説にイシュトヴァーンさんとイムレさんが登場するのは今回が初めてで、ちょっと感動している。愛称ピシュタさんとか、「これがイシュトヴァーンとかイムレといったありふれた名前なら話は別だが」みたいなやり取りは出てくるんだけども、「聖イシュトヴァーンのなんちゃらかんちゃら」がそれなりの頻度で出てくるために、オリキャラ人名としては使いにくい。
……ご贔屓の名前がレアとはいかないまでもそこまで多数派じゃなくてよかったなあと。

No.110 鴉の王 > 創作と進捗

2024年12月28日 この範囲を時系列順で読む

現在、5,811文字(+1,100)。
第一幕①、プロローグ終わり。王の偽名をこの場で出すか出さないか迷い中。あとでロージャと初対面したときに満を持して名乗るというかたちを想定していたんだけども……?
(後日追記・結局出した)

No.109 鴉の王 > 創作と進捗

ダイ大54話まで観た。

ダイ&バランと超魔ハドラーが戦ってるっていうのに、場の状況は明らかに「バーンはヤバい、キルバーンもヤバい」になっている。一人だけトゥルーマン・ショー状態になっているハドラーがほんと気の毒だ。その一方で、ダイがヘルズ・クローの一撃で負傷した直後、バランに蹴っ飛ばされるハドラーには(笑うべきシーンじゃないのに)ちょっと笑ってしまう。
……ところでヒュンケルってどうやって死の大地に来たんだっけ? 前もってクロコダインがガルーダに命令していたか、あるいは獣王遊撃隊のパピィに運んでもらうくらいしか考えつかない。ダイ大の時代にはキメラのつばさって人間側には残っていないんだったよな。畳む

#ダイの大冒険

No.108 そのほか #ダイの大冒険

2024年12月27日 この範囲を時系列順で読む

父上がわたしの創作に登場するとき、当然未来の王はまだお子さまだし、父と子のあいだにそこまで強い結びつきがあったような要素も見いだせないし、かといって父の死を乗り越えて成長するのは主人公の宿命みたいなものなので、どうしても絶賛反抗期の息子と、その息子の扱いに困る父、みたいな描き方になる。

No.107 鴉の王

マーチャーシュ王とその父上の共演もある意味事件では!!!?
(親子であるという歴史的な事実以外に接点を見出せない父と子)
>105
マーチャーシュ王とコシュートの共演ってある意味事件よね(ロージャ・シャーンドルとラーコーツィ=フェレンツ2世が共演した伝説と同じくらいには事件なのではないか)。

No.106 鴉の王

現在、4,711文字(+2,940)。
第一幕①、プロローグ続き。マーチャーシュ王とコシュートの共演ってある意味事件よね(ロージャ・シャーンドルとラーコーツィ=フェレンツ2世が共演した伝説と同じくらいには事件なのではないか)。

No.105 鴉の王 > 創作と進捗

2024年12月26日 この範囲を時系列順で読む

現在、1,771文字。
第一幕①。プロローグにあたる。さっさと本題に入りたいのになぜだか毎回プロローグに相当するシーンがある。

No.104 鴉の王 > 創作と進捗

ダイ大52話まで観た。

ヒュンケル対バラン、そこに横槍を入れてくるアルビナス。「強大な力同士がぶつかりあえば、それは凄惨な殺しあいにしかならない」ことを悟り、修行に励んだ結果が無刀陣ということだよね。バランがヒュンケルの行動にどれだけ心を動かされたのかということは、直後の「クロコダイン、わたしはどうすればいい」にも表れている。「どうすればいい」だよ、バランが! しかし、ヒュンケルがラーハルトの遺志を継いでいることを強調するなら、二人の対決やお互いを認めあう場面はもう少し時間をかけて描いてくれてもよかったな、と思うのは、わたしが「強敵と書いてともと読む」関係に疎いからなのだろうか。畳む
#ダイの大冒険

No.103 そのほか #ダイの大冒険

2024年12月25日 この範囲を時系列順で読む

明日から執筆開始とはなんだったのか!!!!

No.102 鴉の王 > 創作と進捗

2024年12月24日 この範囲を時系列順で読む

ダイ大50話まで観た。ようやく半分か。

うーん、ノヴァの噛ませ犬感よ。かと思えば戦いの直後に一気にギャグ顔&鼻水コンボの憎めないキャラに。ダイ大は自分の弱さを省みることができ、意地を見せる登場人物にとことん優しいけど、まさか最終的にロンとの師弟関係に落ち着くとは思ってなかった。
チウ対フェンブレンで、「そっか、チウの血は青いんだった」と思ってしまうわたし。絶体絶命のチウたちをバランが助けるってなんだか奇妙な絵柄だけど、その奇妙さが効果を生んでいるのかもしれない。以前のバランがおおねずみやバピラスやマリンスライムを助けたか? いや、見捨てていたかもしれない。そんなふうに思わせることで、バランの胸中に生じた微妙な変化を表しているのかも。畳む

#ダイの大冒険

No.101 そのほか #ダイの大冒険

ページ数がどれくらいになるか、まだ見当もつかないのがやばい。前作はA6で150ページだったけど、たぶんそれよりは長くなりそうだ。本当に1月末に入稿できるのか……?

No.100 鴉の王 > 創作と進捗

プロットできた。第三幕の細部がいまいち不安だけど、書きながら肉付けできるはず。明日から執筆開始、1月末には入稿できるようにしたい。

No.99 鴉の王 > 創作と進捗

2024年12月23日 この範囲を時系列順で読む

オリジナルキャラクターの名前を何にするかで、毎回のように悩んでしまう。できることなら全員代名詞だけで片づけたいけど、そうもいかないし。今回助かる点はヤーノシュもラースローもエルジェーベトもいないこと!

No.98 鴉の王 > 創作と進捗

昨日から真面目にプロットを書いている。取りかかるのがちょっと遅すぎだ。タイトルが「シャーンドルとマーチャーシュ」なので、タイトル負けしないように二人のあいだにバディ感をしっかり出したい。

No.97 鴉の王 > 創作と進捗

2024年12月22日 この範囲を時系列順で読む

ダイ大47話まで観た。お風呂で。

戦いの合間といった趣の2話。こないだキルバーンの声をぴったりだと褒めたけど、マトリフもいい。同じく山路さんで「勇者アバン」をアニメ化してくれー!
で、そのキルバーンとバランのシーンでは、真相を知っていれば意味深な演出ばかり。ミストとキルの設定って最初からしっかり固まっていたのだろうか? 個人的に、キルバーンの「本体」は納得のいくものだったけど、ミストバーンについては「あんまりきれいじゃないなあ」と思わないでもないのよな。畳む

#ダイの大冒険

No.96 そのほか #ダイの大冒険

2024年12月21日 この範囲を時系列順で読む

ダイ大45話まで観た。

バラン戦のとき、ヒュンケル役の梶さんが「実況はヒュンケルとクロコダインでお送りします」とジョークを飛ばしていたけど、死の大地での超魔ハドラー戦は実況キルバーン、解説ミストバーン(ただしあまり喋ってくれない)、ゲストピロロ、みたいになっているのに笑ってしまう。
ダイが氷の海に消え、ポップが冷静に逃げを打つシーンはダイ大の中でも特に好きなシーンのひとつだ。キルバーンは巧妙にポップを煽ろうとするけれど、ポップはパーティの魔法使いとしてあえて逃げるという判断を下し、そこに元因縁の相手のクロコダインが駆けつける。以前敵同士として死闘を繰り広げた二人だからこそ、クロコダインはポップが怖気づいて逃げたわけではなく必要に迫られてそうしたのだということがわかる……ストーリー構成の妙だよなあ。三条先生の本、買って読んでみようかな……。畳む

#ダイの大冒険

No.95 そのほか #ダイの大冒険

2024年12月20日 この範囲を時系列順で読む

想像だけど。
マーチャーシュ王(れきしじょうのすがた)は鎧を着て馬に乗って戦場へ行った人なんだから、いくらなんでも白兵戦の訓練をこれっぽちも受けていないということはないだろうなあ、という考えでいる。子供のころから人文主義者としての教育を受けて、学問に親しんでいた本好きではあるけれど、幅広の川を泳いで渡ることもできたというからには体も鍛えていたんだろう。軍事知識も学んでいたというから、将来は兄のように父とともに戦場へ出向き、ゆくゆくは軍団を指揮することを期待されていたのじゃないか。フニャディ家は成り上がりの身分なのだし、ツィレイ家の娘と婚約したことからも、家のことは兄に任せて弟は勝手気ままに学問を……なんて立場ではなさそうに思える。それにはやっぱり白兵戦の訓練だって必要だ。
てなわけで、本邦の光圀や吉宗が武士であったのと同じくらいにはマーチャーシュ王も騎士(よい家柄で、訓練を積んだ重装備の騎兵くらいの意味で使った)だったのじゃないかと思うんだけど、どうか。

No.94 鴉の王

民話の世界は何かとどぎついので、民話におけるマーチャーシュ王も「ハンガリーの水戸黄門」とお呼びするにはやることが残酷なんだよね(歴史上のご本人はたぶんもっと残酷と呼ばれることをやっただろうけど)。かといって喧嘩はからきしだめみたいなので、「ハンガリーの暴れん坊将軍」もちょっと違う。

No.93 鴉の王

創作にさっぱり手をつけられていない。
……けしからぬ輩だ、なるはしやまを棺に入れて葬れ!

No.92 鴉の王 > 創作と進捗

2024年12月19日 この範囲を時系列順で読む

ダイ大42話まで観た。

鬼眼城を撃破したダイを各国の王たちが見下ろすシーン、ベンガーナ王の目がキラッキラしてていいねえ。魔影軍団が襲ってきたとき、三賢者とレオナが応戦していたけど、バウスン将軍は戦いの心得はないのだろうか。片腕を吊ってはいるけど、戦える人なら咄嗟に身構えたり、近くにいるロモス王やテラン王を庇うそぶりぐらいしてもよさそう。それとも肉弾戦は息子にお任せという人なのか?畳む
#ダイの大冒険

No.91 そのほか #ダイの大冒険

2024年12月18日 この範囲を時系列順で読む

Civ6マティアスのデザインは、あの青髭を除けば結構気に入っている。
見た目の直接のモデルになったのはおそらく現クルジュ=ナポカ市の騎馬像だろうけども、鼻筋や頬骨、顎のラインなんかよく描写される王の特徴を捉えているし、目もとの穏やかだけど笑っていない感じも「これこれ!」となる。せりふの節々に自分が王であることへのこだわりが覗いているのも、自身の権威を絶えず示し続けなければならなかった事情を踏まえているのだろうし、指導者としての能力も傭兵による常備軍の強さと維持のきつさをよく表している。
学問や書物に関する特性がないのはちょっと残念だけど、開発側も「多才な人物なのでどの部分にフォーカスするかとても悩んだ」と言っていたし、ゲームに落とし込む上での妥協と解釈している。そもそも、ハンガリーの指導者としてこの人物が選出されたのも「徴兵システムにもっと光を当てたい」という開発側のニーズと合致したためだろう。もしもマティアスに別衣装(笑)が存在したら、「ルネサンス王」といった具合で文化面に特化した鴉の王も見られたのかもしれない(見たかったよお)。

No.90 鴉の王

カボチャといえばCiv6のマティアスのパプリカ発言。
あれは、「シド星の指導者は地球における時間軸を超越している」という大前提のもと、「なるほどそうか、わが国といえばパプリカ料理なんだ!」と気づいた鴉の王が、「よっしゃ、こうなったら王たる者の正統性をアピるためにも、わが一族にパプリカ料理のレシピが伝わっていたことにしちゃる!」と家族史を盛った結果、と解釈するとちょっとかわいい(かもしれない)。

No.89 鴉の王

カボチャの存在はもちろん、マーチャーシュ王がお忍びで国内を周遊したとか、農民たちと交流したというのもおそらくすべてフィクションとみてよいのだろうけども、後世の語り手たちが自分たちの生きた時代や境遇により近しい存在として王の物語を創作し、語ったという点は、歴史的な正しさとは別のところで大切にすべきことなのじゃないかと感じている。
#民話

No.88 鴉の王 > 覚え書き #民話

マーチャーシュ王にまつわる民話の中には、当時のヨーロッパには存在しないはずのカボチャが登場するエピソードがある。
貧しい農夫が巨大なカボチャを見つけて、王への贈り物にした。王は大層喜び、農夫に褒美として金を与えた。農夫はその金で雄牛を買い、おかげでずいぶん楽に畑仕事ができるようになった。
別の男がこれを見て、一計を案じた。彼は裕福で、おまけに美しい仔馬を持っていたので、この仔馬を王に献上して自分もご褒美を貰おうと考えたのだ。王は「こんな美しい仔馬は見たことがない!」と喜んで、男を例の巨大なカボチャのところへ連れていくとこう言った。
「どうだ、すばらしいカボチャであろう?」
「はい、王さま。こんなすばらしいカボチャは見たことがございません!」
おべんちゃらを言う男に、王はすかさず次のように言った。王の統治はかくも公正なものだったからだ。
「そうか! では仔馬をくれた礼に、このカボチャをそなたにやろう!」

ぐりとぐらなら巨大カボチャで素敵な料理を作ってくれそうだけど、ここでは欲をかいた男がカボチャでがっかり、という残念賞扱い。ハンガリー語には「カボチャ頭 (tökfej)」という悪口もあるそうなので、そうしたニュアンスもあるいは込められているのかもしれない。
#民話

No.87 鴉の王 > 覚え書き #民話

2024年12月17日 この範囲を時系列順で読む

謎めいた影の男が今むっちゃくちゃ喋っている。子安さんのミストバーンって原作のあの不気味フォントで喋っている雰囲気がないよなあ。あのフォントからイメージする声は、もっと低くて不明瞭な感じだった(旧版アニメはどんな演技だったかもう覚えていない)。
キルバーンは吉野さんの声がキルバーンのイメージに合致しすぎていて驚いた。胡散臭くて、底知れなさがあって、それでいてどこか色気もあるという。ミンサガのジャミルの声でしか知らない声優さんだったけど、個人的にキルの声はもうこの方の声以外に考えられない。
#ダイの大冒険

No.86 そのほか #ダイの大冒険

ダイ大40話まで観た。

チウが出てきたとき、初見ではバダックさんよろしく「なんだコイツ」だったけど、彼が周囲にもたらすプラスの影響ってけっして小さくはないと思うのだ。自分が人間ではないことなんてたいしたことがないように思えてくるというダイ、そしてチウの根性を知って過去の自分を省みるポップ。ポップが過去の自分にはできなかったチウの戦いぶりを見て、今の自分が果たすべき「パーティの知恵者」としての観察眼・判断力を発揮するシーンには、ポップ自身の成長も表現されているし。
ランカークス村到着からロンに会いに行くあたり、あちこちカットされているのはとても残念。ダイの「理知的……あれで?」はコミカルなやり取りだけど、ダイが破壊と殺戮の化身となった竜魔人バランをごく当たり前に父親として受け入れている証左ともいえる好きな場面なんだ。畳む

#ダイの大冒険

No.85 そのほか #ダイの大冒険

2024年12月16日 この範囲を時系列順で読む

ダイ大34話まで観た。ようやく3分の1というところだ。

ポップのメガンテに動揺するヒュンケルの声は、声優さんの「素」というよりもヒュンケルの「素」が出ているようでとても好き。クールぶってるけど中身は真面目な熱血漢で、そのことを声優さんも理解して演じているのだと思う。
父と子の戦い。ダイは「お前なんか父さんじゃない」と言いながらも、バランが去るときにはすでに彼が父であることを受け入れている気がしている。もちろんそれはバランがポップを蘇生させたことを前提としているけれど、バランを父と認めていなければ「わからずや!」なんて発言は出ないのではないかと……。
バランはバランで「今さら生き方は変えられん」とか言いながらも、息子を自分の思いどおりに束縛しようとする未熟な父親から、息子には息子の信じる生き方がある成熟した父親へと内面を変化させている。ダイ大の好きなところのひとつは、その気になれば人はいつでも生き方を変えることができるし、それは子供も大人も人間もほかの種族も同じというところなんだよなあ。畳む

#ダイの大冒険

No.84 そのほか #ダイの大冒険

2024年12月15日 この範囲を時系列順で読む

アニメ観始めるとまた熱が入ってくるのか、ダイ大のことばかり考えている。そのうちマァムについても思うところを書き出してみたい。主要登場人物のなかで彼女だけは、いまだ捉え方がよくわからないので。
#ダイの大冒険

No.83 そのほか #ダイの大冒険

ダイ大、ハドラーのこと。

ハドラーはすっごく大好きなキャラクターとまではいかないけど、イケイケだった魔王時代のあと、アバンに誇りを砕かれたことや大魔王との邂逅によって本来の自信や野心を損なわれ、自分の手で勝ち得たわけでもない魔軍司令の地位に固執し、落ちるところまで落ちて初めて吹っ切れる……という見事な成長曲線に様式美を感じている。
それにわたしは、敵役がバーンのように超然としているのではなくジタバタ足掻くのが好みだから、中間管理職のような立場に置かれたりダイがバランを倒すことを願ったり、そういう卑近で小者っぽい姿を見せるのもいい。あのダメダメな時期を経ての「オレを舐めるな大魔王」「骸が動いたのだ」だからね、嫌いになれるわけがないのよ。畳む

#ダイの大冒険

No.82 そのほか #ダイの大冒険

2024年12月14日 この範囲を時系列順で読む

コドラ→ココドラ→ボスゴドラ
魔王ハドラー→魔軍司令ハドラー→超魔ハドラー

魔軍司令ハドラーはとくせい「ほしん」でデバフがかかっちゃうんだ……。
#ダイの大冒険

No.81 そのほか #ダイの大冒険

朝、起き抜けにポケスリを確認したらコドラの「てつたべ寝」が出て、ああそういえば昨日はココドラの「てつたべ寝」を見たよな、強くなりたくて鉄鉱石を食べながら寝ちゃうのかわいいな~とか思いながらそのまま「勇者アバン」4巻を読んでいたら、1巻でアバン一行に苦杯を喫したハドラーくんまで「オレはな……最近「石」を喰っている」とか言い出してダメだった。
(ハドラーはココドラ系統の進化形だった……?)
#ダイの大冒険

No.80 そのほか #ダイの大冒険

2024年12月13日 この範囲を時系列順で読む

記事 理不尽と感動と を公開。わたしの場合、短文を書くときも、小説を書くときのように要点をまとめてから書きだしたほうがいいのかもしれないな。

No.79 サイトのこと > 更新情報

2024年12月12日 この範囲を時系列順で読む

かの国では自国の歴史を題材にした映画やドラマってどれくらい作られているんだろうな。陛下の父上のドラマシリーズが制作中だとか聞いたけども。歴史ものにひっぱりだこになった結果、本邦の大河ドラマにおける西田敏行さんみたいなポジションの俳優さんはいるのかな。

No.78 そのほか

Spotifyで聴けるアルバムだと、ラースロー兄もドージャも歌っているのは同じ人(フェケテ・アティッラさん)なのだよねえ。エルジェーベト役の人とか、ウルリクさま役の人も登場するので、言葉がわからない状態で聴いているともう何がなんだか(キャラクター名ではなく担当声優名で把握しているような感覚よ)。
#オペラフニャディ

No.77 そのほか #オペラフニャディ

な、なぜ今ころになって昔投稿した新書の感想(中公の『オペラの運命』)が公式からリツイートされているんだろ? いきなり自分の投稿がTLに現れたからびっくりしたじゃん……。

そういえばあの本は、《フニャディ・ラースロー》に対して「まるでドニゼッティのようだ」とか「国民オペラのいかがわしさの典型」といった厳しい評価を下していた。エルケルがドニゼッティに影響を受けていることは広く指摘されているようだし、「いかがわしい」もわからないではないけども、《フニャディ》よりあとの《ドージャ・ジェルジ》なんかは音楽の方向性が結構変化しているように聴こえるのよな。シロウトの耳だけど。
#オペラフニャディ

No.76 そのほか #オペラフニャディ

2024年12月11日 この範囲を時系列順で読む

ダイ大29話まで観た。

バランの変身シーン、何度見てもすごい。何話か前にほかの回と比べて妙に動きの少ない回があったけど、ひょっとしてこのためにスタッフの力を温存していたのだろうかと思うほどだ。
ヒュンケルの説得が逆にバランの竜魔人化を招いてしまったのは、それが正論すぎるからかなと。一度は闇に堕ちたヒュンケルの言葉には実感がこもりすぎているし、人間に対する相反する感情を持つ者同士、バランはヒュンケルに自分の本心、つまり人間に対する憎しみが半ば八つ当たりであることを見抜かれていると感じたのではないだろうか。もしかしたら、もう一人の息子と目し、悲しい過去を打ち明けるまでに信頼していたラーハルトがヒュンケルに思いを託したことにも、このときのバランは「裏切られた」と感じていたのかもしれない。
竜の騎士とはいえ「人間」の要素は持ちあわせているわけで、人間の心が象徴する弱さや人を愛する心もバランの中に初めからある。だからこそ彼は自己の心の矛盾に耐えられず竜魔人化を選ぶ。それは現実から目を背ける行為にほかならないのだけど、そういう格好悪い心のあり方も含めて、後々のダイはバランのことを素直に自分の父親として受け入れているんだよな、と考えるととても感慨深い……。畳む

#ダイの大冒険

No.75 そのほか #ダイの大冒険

め、めだまーーーー!!!! (ダイ大29話)
#ダイの大冒険

No.74 そのほか #ダイの大冒険

2024年12月10日 この範囲を時系列順で読む

ダイ大、バラン編のこと。

バラン編の絶望ポイントはいろいろあるけど、個人的に「マジかよ!?」という気分にさせてくれた第一のポイントはバランがギガデインを使ったときだ。あの当時、ギガデインはまだ勇者専用の最強呪文という頭があったはず。ダイ大にはゲームのドラクエと違ってメラゾーマよりもベギラマのほうが強いといった独自設定はあったけれど、読んでいるこっちとしてはあくまでもゲームのほうが本筋、ゲームのほうの設定が「常識」だったから、ダイもまだ使えないギガデインを平然と使用したことに「うわあもうだめだどうなるの」という気分になった。畳む
#ダイの大冒険

No.73 そのほか #ダイの大冒険

ダイ大25話まで観た。

竜騎衆が登場したところ。旧版アニメではここまで描かれなかったから、今もなお未知の領域に突入したかのような感動がある!
このあたりのバランは息子を思いどおりに動かそうとする独善的な父親そのもので、絶望的な強さと人間的なちっちゃさのギャップがとてもいい。速水さんがこういう人間味あふれる演技をする人だとは思っていなかった(あと「バラン万丈の」みたいなことを言うキャラだとも思ってなかった。なんだよそのかろうじて思い浮かびましたみたいなギャグ)。
逆に、今でも違和感を拭えないのが石田さんのラーハルト。なんだか無理をして喋っているような印象があるし、ほかに適任の声優さんがいたんじゃないかと思ってしまう。終盤の再登場あたりまでいけば少しは感じ方も変わるだろうか?畳む

#ダイの大冒険

No.72 そのほか #ダイの大冒険

2024年12月9日 この範囲を時系列順で読む

ゲームよもやまゆるエッセイ途中。題材は魔界塔士Sa・Gaにした。
あの作品について改めて思うのは、小世界の集合体である作品世界と、ゲームボーイの小さな画面、少ない容量がうまく噛みあっているなということだ。この良バランスは秘宝伝説でも維持されていたけれど、時空の覇者には違和感を覚える。現在・過去・未来と名前は変わっていても小世界の集まりであることに変わりはないはずなのに、どうしてだろう?

No.71 サイトのこと

2024年12月8日 この範囲を時系列順で読む

まだはねやすめの外観をいじっている。投稿本文からハッシュタグの表示を消して(なんてことはない、ただの display: none; だ)、日付とかの欄に一緒に表示することにした。気が済むまでやるぞ。
それはそうと、そろそろ本館のほうの新しい記事も書きたいな。

No.70 サイトのこと

2024年12月7日 この範囲を時系列順で読む

以前、別の場所に投稿した&投稿するつもりだったコルウィヌスさま関連の文章を随時こちらに転載していく。
(わたしは定期的に鴉の王の話題を吐き出さなければ死んでしまうのだ)

No.69 そのほか

マーチャーシュ王と葬式に関する伝説で、より穏便 (?) な内容のもの。
ある貧しい男が死んだ。男の家族が細々とした葬式を挙げているところを見かけたマーチャーシュ王は、王妃ともども正装して男の葬式に参列した。すると人々は、王と王妃が参列するからにはさぞかし立派な人物が亡くなったのだろうと思い、一人また一人と葬列に連なった。こうして貧しく死んでいった男は、最期に多くの人にその死を惜しまれるという栄誉に与ったのだった。
これはこれでいい話なんだけど……同じ作り話なら「金を払わなければ葬式はしない」と言い放った悪徳司祭が金を払った王の命令で自分自身の葬式も挙げることになる前者のほうが、おはなしとしてのおもしろさがあると思う。
#民話

No.68 鴉の王 > 覚え書き #民話

マーチャーシュ王の世直し伝説のひとつで、好きなやつ。
ある女が道端で涙にくれていた。通りかかった王がなぜ泣いているのかと尋ねると、女は夫が死んでしまったのに金がない、司祭は金を払わないと葬式を挙げてくれないのだと答えた。そこで王はあわれな女に金を恵んでやり、この金で司祭を呼び、棺桶をふたつ買うようにと言った。女は王に感謝し、司祭が呼ばれ、こうして無事に葬式がおこなわれた。葬式が終わると、その様子を見守っていた王は居合わせた人々に命じ、欲深い司祭をもうひとつの棺桶に押し込めて葬ってしまったのだった。
これとほとんど同じ話がロージャ・シャーンドルにもあるそうで、虐げられた民衆の恨みを晴らして正義を回復する役目が、15世紀の国王と19世紀のアウトローという一見共通点のなさそうなふたりに与えられているのはおもしろい。
#民話

No.67 鴉の王 > 覚え書き #民話

強敵の存在が欲しい。強くて凄みのある敵役。そういえば、2024年生誕記念小説にはそういう存在がいなかった。
ストーリーの内容からして「体制側」の人間になるけれど、国対国とか民族対民族という気配は抜きにしたいので、そういうキャラづけをする。もちろんオリジナルのキャラクターだ。

No.66 鴉の王 > 創作と進捗

2024年12月6日 この範囲を時系列順で読む

ええっ、15世紀トランシルヴァニアゆかりのさる高貴な人物が19世紀のロンドンに訪問を!?
(マーチャーシュ王ならフットワーク軽くロンドンまで出向いていきそう)

No.65 鴉の王 > 創作と進捗

おはなしの舞台は1857年を予定していたけど、53年にしようかな。ロージャが最終的に足を洗ってめでたしめでたしとする以上、フィクションとの転換点を奥さんが逮捕され、あちこち連れ回される以前に設定しないと後味が悪い……それに53年ころといえば、ベチャールたちの活動の頻度が低下していき、ロージャに1万ペンゲーの懸賞金がかけられるころ。裏切りや密告を警戒し、猜疑心に駆られるとともに、「こんな暮らしをやめたい」と願うロージャを描くにはいい頃合いだ。
この時期、コッシュートはロンドンにいたようだ。マジャル国内のコッシュート派がロージャとの接触を試みたという話もあるそうだから、活用しようと思う。

No.64 鴉の王 > 創作と進捗

2024年12月5日 この範囲を時系列順で読む

バダックさんはバダックさんだし、ブラスじいちゃんはブラスじいちゃんだよな、と思う。
#ダイの大冒険

No.63 そのほか #ダイの大冒険

ダイ大20話まで観た。

ヒュンケルに対するレオナの裁決に、マトリフが「パプニカも持ち直すかもな」と呟くシーン。かつてマトリフが王宮の重臣たちにうんざりして隠遁したことを思えば、とても希望に満ちたシーンだ。
ダイ大の根底には「力ある者は恐れられ、迫害される」というのがあって、そのことがダイにあのせりふを言わせてしまうことになるけれど、少なくともダイの周辺の人物たちはそうではない未来を築いていける人々として描かれているよな。いわば若い世代であるアバンの使徒だけでなく、脇役キャラにも種族の垣根を越えた友情や敬意がたくさんある。クロコダインとバダックさんはもちろん、クロコダインがアキームを「死なせたくない」と感じるのもそうだし、ポップ父とロンもそうだ。ブラスじいちゃんとロモスの兵士たちが和やかにチェスを指しているシーンなんかもね……。現実では絵空事でも、ダイ大の世界では「過去には対立や断絶もあったけど、ダイが守った世界においては人々も魔物も協力しあって平和を作っていく」という解釈がしたい。畳む

#ダイの大冒険

No.62 そのほか #ダイの大冒険

2024年12月4日 この範囲を時系列順で読む

今構想している話では、王は一度死んだけど、王の思い出を求める人々の願いの力に引きとめられて現世にとどまっている(とどまらざるをえない?)という設定で行く。生き長らえていること以外に特別な力は持っていない……としたいので、見た目の年齢=享年。
19世紀に47歳はそれなりにお年なのではないの? まあそこはそれ、文章なのでどうとでも表現できるよな……!

No.61 鴉の王 > 創作と進捗

タイトルは「シャーンドルとマーチャーシュ」になる見込み。ヴェルヌの『シャーンドル・マーチャーシュ』を読んでから、いつかロージャとコルウィヌスさまとの共演ものを書きたいと思っていた! 年代もあの小説とわりと近いけど、内容はべつにパロディではないし、王が怪しい催眠術を使ったりもしない。

No.60 鴉の王 > 創作と進捗

話の大枠だけこしらえた。状況設定して葛藤して解決……もとい、以前のように民衆の英雄ではいられなくなったロージャ・シャーンドルが、マティアス・エッツェルなる謎の男(いったい何チャーシュ王なんだ……)に助けられ、今のままの暮らしを続けてはいけないと思い至って、憲兵に連行された妻を救出するべく仲間とともに最後の大暴れをするという痛快エンタメ時代劇、になる予定。

No.59 鴉の王 > 創作と進捗

2024年12月3日 この範囲を時系列順で読む

Bluesky、自分がフォローした人のポストから興味のある投稿を拾うフィードを作ればいいのでは? と思ったら、Skyfeedでは自分のフォローイーは指定できないし、followingのフィードも指定できない。先に投稿を拾いたい人をリストに追加しておく必要があるらしい。どうしようかなあ。

No.58 そのほか

そうかそうか、検索ワードよりも先に言語でふるいにかけておけば、処理時間の短縮になるんだった。わたしの作ったフィードはどちらも日本語の投稿のみを拾うから、7日間→日本語のみ→検索ワードの順にしたほうがよかった。これで軽くなるはず。

No.57 そのほか

2024年12月2日 この範囲を時系列順で読む

もう一人くらい実在の有名人を話に絡めたい。話の導入部分に使おうかな……。

No.56 鴉の王 > 創作と進捗

アイディアを落とし込むため、南塚先生の義賊本を読み返している。扱う時代は1850年代の中ころを想定。古本だけど、買っておいてよかったね。

No.55 鴉の王 > 創作と進捗

2024年12月1日 この範囲を時系列順で読む

歩きながらアイディアを練っていると、なぜかコミカルなシーンばかり頭に浮かぶ。そういうのが書きたい気分なのかな。

No.54 鴉の王 > 創作と進捗

どうやらこれは、適用しているスキンの機能みたいだ。JavaScriptを使っているようで、似たようなものを再現するのはわたしにはちょっと無理っぽい。とはいえ、以前の投稿から話題を引き継ぎたいときもあるので、当面は自力でコピペ&引用することにしよう。
>29
よそさまのサイトで見かけたんだけど、てがろぐで引用ツイートみたいな表示もできるのね。明日、やり方を探してみよう。

No.53 サイトのこと

2024年11月30日 この範囲を時系列順で読む

新書フィード、指定ワードの数が少し多かったかな……と数えたら86あった。さっとネットで調べただけでもそんなにあったのかい!
今のままでは重いので、様子見で80に減らしてみる。でもこれ以上減らす必要があるとなったらどこをどう削ればいいだろう?

No.52 そのほか

2024年11月29日 この範囲を時系列順で読む

ダイ大16話まで観た。

フレイザードの悪党ぶりは徹底していて好きだ。ただ「敵役だから」という理由ではなく、そのキャラが何を望んで残酷・狡猾に振る舞うのかというのが伝わるから、フレイザードやザボエラのような存在が輝いている。噛ませ犬とのそしりもあるガルダンディーやボラホーン、マキシマムあたりも出番がもっと多かったらさらに印象的なキャラクターになっていただろうか。
今回ふと疑問に感じたこと。バランは「軍団長がダイという少年に次々と倒された、ハドラーも総攻撃に踏み切るほどの相手らしい」というところで何か察するものはなかったんだろうかと思った。バランの性格なら、「もしもディーノが生きていたら、今ごろは○歳になっているはず」と折に触れて考えていても不思議はないし、クロコダイン、ヒュンケルを打ち破った少年という部分で「もしや……」と思い至ってもべつにおかしくない。畳む

#ダイの大冒険

No.51 そのほか #ダイの大冒険

Twitterの鍵アカウントのツイートをダウンロードして、そのアカウントを消してきた。ちょうど2023年の生誕記念小説を書いていたときの進捗記録で、読み返すと当時いろいろ試行錯誤していたことを思い出して懐かしい。そしてそういう記録を、今のTwitterのような信頼できない場所にもはや置いておきたくないという思いがある。

No.50 そのほか

記事 【Bluesky】新書の話題フィードについて を公開。結構ポストが拾えるので、読みたい本も増えそうだ。もっと早く作っておけばよかった。

No.49 サイトのこと > 更新情報

2024年11月28日 この範囲を時系列順で読む

Canva開いたついでに自作フィード用アイコンも試行錯誤していた。やっぱりアイコンがあったほうが見栄えがする。
でも、前にもアイコンを設定しようとしてほかの人のとつい比較してしまい、「だせぇ!?」と感じてやめたんだよね。サイトのアイコンならいくらダサくても「ダサいんで!」と開き直れるんだけども……。

No.48 そのほか

当サイトは「こがらすの巣、だったところ」と、「こがらすの、巣立ったところ」をかけていて、それで「す」なんだけど、あとで冷静になって「なんで平仮名のす? お酢????」と考え込んだりして。
(ちょうど昨日読み終えた『ハドリアヌス帝の回想』で、十年単位で原稿を寝かせていた作者が書き出しの「いとしいマルクスよ」を読んで、「はあ? マルクスってだれ? そんな知りあいいたっけ?」となるのを思い出してる)

No.47 サイトのこと

サイトアイコンを変更。そういやファビコンってどこのサイトもシンプルだよね。
てなわけでシンプルに、おとうさんスイッチ!
20241128135044-admin.png

No.46 サイトのこと

2024年11月27日 この範囲を時系列順で読む

児童文学フィードのワード指定を厳しめにしたので、今までリスト追加で除外していたアカウントをいくつかリストから外せるようになった。たぶんそれで不都合はない……はず。リストの中身はほかの人からも見えちゃうので、ああしたジャンルの読み物を好むと誤解されても困るし……というか、「ジュブナイル」という単語を「属性」として使うこともあると知って驚いたよね……。

No.45 そのほか

Blueskyで、もうひとつカスタムフィードを作っているところ。除外のためのリストは児童文学のほうと共用でいいかな。

No.44 そのほか

ダイ大、ヒュンケルのこと。

子供のころは、ヒュンケルって気の毒な過去の持ち主で悪の側に加担していて、誤解が解けたので仲間入りする、格好つけのわかりやすいキャラクターだなーと思っていた。ちょっと冷めた目で見ていたというか。でも、今ではとても味わい深いキャラだと思っている。
不死身ぶりがネタにされるけど、もしも彼が本当に途中で死んでしまったらそれは彼の贖罪の戦いが終わったということでもあり、ここまで深みのある存在にならなかったんじゃないだろうか。彼のことは救われてほしいと思う反面、あえてそこは曖昧なまま、読者に想像の余地をもたせるかたちで終わったところがいいと思う。畳む

#ダイの大冒険

No.43 そのほか #ダイの大冒険

ダイ大11話まで観た。

クロコダインがヒュンケルに対して口にする「おまえは見てみぬふりをしている」発言。昔は何気なく読んでいたけど、今ではヒュンケルというキャラクターを理解するうえで大切な部分じゃないかと思うようになった。
このころのヒュンケルって洗脳されているわけでも芯から悪に染まりきっているわけでもなく、為すすべもなく父を失わなければならなかった怒りとやるせなさをだれかにぶつけずにはいられない状態。かといってアバンの人柄を知っている以上(獄炎での描写が楽しみ!)、アバンを憎むにも憎みきれないし、そもそもアバンを憎むことが筋違いであることも心のどこかで理解している。だからこそ、その怒りを「人間」という漠然としたものに転嫁せずにはいられない。
魂の貝殻によってバルトスの直接の仇がハドラーであることを知り、バルジ島での戦いではハドラーを父の仇と見なす発言もしているけど、それ以降のヒュンケルが特にハドラーへの怒りを表明しないのは、時を経て彼が自分自身と向きあうなかで、かつての自分を衝き動かしていたものは父の死や無力な自分へのやるせなさと怒りであって、特定のだれかに対する憎しみではなかったことに気づいたからなのかもしれない。畳む

#ダイの大冒険

No.42 そのほか #ダイの大冒険

2024年11月26日 この範囲を時系列順で読む

余談。
フニャディ・ラースローが逮捕されたのは1457年の3月14日だという。この日は四旬節の最中だから、《フニャディ》において彼が結婚式の最中に捕らえられるのはなんだか奇妙だ。現代でも四旬節のあいだは結婚式をお断りするという教会があるようだし、15世紀中葉のマジャルではより厳格だったのではないかと考えているんだけど……。
(もちろんこの結婚式は悲恋のストーリーを演出するための創作。だから、劇中の出来事がすべて現実のカレンダーに即しているとはかぎらない)
#オペラフニャディ

No.41 鴉の王 > 覚え書き #オペラフニャディ

続き。
わたしは最近までこの神罰説を聞いたことがなかったし、それ以上の詳細な記述もネットでは見つけられなかったので、「本当にそんな噂あったの?」と懐疑的な気持ちなんだけど、ラースロー5世の死はあまりにも突然だし、タイミングとしても絶妙だ。具体的な死因が解明されるまでは、人々が暗殺とか神罰といった、とりあえず納得できる理由を求めてきたのもわからなくはない(「真実」を求める者がいればこそ、それを意図的に作りあげる者もいることだろう)。

《フニャディ》に限っていえば、フニャディ家の人々が美化されるのは愛国的な観点からも当然で、彼らが先王を暗殺したなんて展開はもってのほかだ。まして、「マジャルの英雄たるフニャディさんち vs. ハプスブルクの王」といった構図を大々的に打ち出せば、1840年代には上演なんかできなかったのではないだろうか。
《フニャディ》の憎しみのベクトルはツィレイやガラといった「よこしまなマジャル人貴族」に向かっていて、国王ラースローは彼らに操られる弱い心の持ち主ではあるけれど、悪しき憎まれ役ではない(この点が彼の役回りの中途半端さの印象に結びつく)。彼は脆い心とかなわぬ恋ゆえにみずからの誓いの言葉に背き、みずからの死の引き金を引いてしまう。それがもうひとりのラースローの悲劇なのだ……《フニャディ》の中の王の死について今ではわたしはそういう解釈をしているんだけど、どうだろう。
#オペラフニャディ

No.40 鴉の王 > 覚え書き #オペラフニャディ

メモ。ラースロー5世の急逝とオペラ《フニャディ》での描写について気になっていること。

1456年11月9日、フニャディ家の郎党がツィレイ・ウルリクを殺害する。フニャディ家の力を恐れた国王ラースロー5世は同月23日、貴族たちを引き連れてテメシュヴァールを訪れ、「フニャディ家の人々を今回の一件で罪に問うことはしない」と誓う。
王の真意は不明だが、フニャディ兄弟は王の誓いを信じたのか、それとも何か考えがあってのことか、王の呼び出しに応じてブダに向かい、逮捕される。1457年3月16日、フニャディ・ラースローは処刑され、兄弟の母エルジェーベトはただちに実兄ミハーイとともに反乱を起こす。
この反乱を鎮めることができないまま、同年11月23日、王はプラハにて急逝する。王の死因は現在では急性白血病と判明しているけど、以前は毒殺説や黒死病罹患説もあった……というのはよく知られた話。
そして当時、それとは別の噂も囁かれていたという。つまり、みずからの「誓い」を破ってフニャディ・ラースローの処刑を命じた王に対して、「誓い」のちょうど1年後のその日に神罰が下されたという内容だ。
この噂が自然発生的なものなのか、それとも「後付け」なのかはわからない。ただ、オペラが盛んに上演されていた当時、「噂」の存在が歴史上のエピソードとして広く認識されていたのなら、《フニャディ》第二幕の王の宣誓のシーンは、第四幕(全三幕のバージョンでは第三幕)でのフニャディ・ラースローの死だけでなく国王ラースローの死をも暗示することになり、演出上とても重要な意味をもつことになりそうだ。
#オペラフニャディ

No.39 鴉の王 > 覚え書き #オペラフニャディ

2024年11月25日 この範囲を時系列順で読む

ダイ大6話まで観た。

アバンのメガンテ後、アストロンで動けないダイたちにハドラーが「あの世で大好きな先生に~」的なことを言う場面って、バーンパレスでアバンが再登場する場面と対応しているじゃん! 今まで気づかなかったわたしもすごいけど、この作品、こういうところが本当によくできているよね。畳む
#ダイの大冒険

No.38 そのほか #ダイの大冒険

いいねボタンプラグイン、試してみた。試しただけで満足したのですぐに撤去。いざ表示されると、「あ、これはうちには必要ないわ」と。まあ、なにごとも試してみるのは大事だ。

No.37 サイトのこと

サイトにいいねボタンを設置しようか考え中。WordPressのプラグインのやつ。
Waveboxというサービスもあると知ったんだけど、向こうは広告が表示されるようだ。自分のサイトでは広告とは無縁でいたい。

No.36 サイトのこと

記事 【Bluesky】児童文学フィードについて を公開。
こういう、「どこかに覚え書きを残しておきたいけど長文を置いとく場所ってある? しずかなインターネットでもべつにいいけどさ」みたいなときに自分のサイトがあると便利だね。便利なんだい!

No.35 サイトのこと > 更新情報

2024年11月24日 この範囲を時系列順で読む

アマプラでダイ大観始めた! 現在2話まで。

序盤のまだ自分の出自を知らないダイが10代前半の少年そのもので、なんだか切ないな。
というかやっぱり展開速い……地下の洞窟で竜の紋章発動! からのダイがレオナを抱えて脱出するシーンとか、もう少し間を持たせてもいいなと感じる部分がいくつもある。そうした不満はあれど、満足のいく再アニメ化であることには違いないけどね。畳む

#ダイの大冒険

No.34 そのほか #ダイの大冒険

フォントをいじっただけで何かいっぱしの文章を書いたような気分になるのはよくない!

No.33 そのほか

引き続きはねやすめ改装中。background-color を変更して、投稿を反映する部分にノート風の background-image を指定し、フォントも変えてみた。あとは文字色などを調整していけば、だいぶ見栄えがするのではないかと思う。

No.32 サイトのこと

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