No.82, No.81, No.80, No.79, No.78, No.77, No.76[7件]
な、なぜ今ころになって昔投稿した新書の感想(中公の『オペラの運命』)が公式からリツイートされているんだろ? いきなり自分の投稿がTLに現れたからびっくりしたじゃん……。
そういえばあの本は、《フニャディ・ラースロー》に対して「まるでドニゼッティのようだ」とか「国民オペラのいかがわしさの典型」といった厳しい評価を下していた。エルケルがドニゼッティに影響を受けていることは広く指摘されているようだし、「いかがわしい」もわからないではないけども、《フニャディ》よりあとの《ドージャ・ジェルジ》なんかは音楽の方向性が結構変化しているように聴こえるのよな。シロウトの耳だけど。
#オペラフニャディ
そういえばあの本は、《フニャディ・ラースロー》に対して「まるでドニゼッティのようだ」とか「国民オペラのいかがわしさの典型」といった厳しい評価を下していた。エルケルがドニゼッティに影響を受けていることは広く指摘されているようだし、「いかがわしい」もわからないではないけども、《フニャディ》よりあとの《ドージャ・ジェルジ》なんかは音楽の方向性が結構変化しているように聴こえるのよな。シロウトの耳だけど。
#オペラフニャディ
ハドラーはすっごく大好きなキャラクターとまではいかないけど、イケイケだった魔王時代のあと、アバンに誇りを砕かれたことや大魔王との邂逅によって本来の自信や野心を損なわれ、自分の手で勝ち得たわけでもない魔軍司令の地位に固執し、落ちるところまで落ちて初めて吹っ切れる……という見事な成長曲線に様式美を感じている。
それにわたしは、敵役がバーンのように超然としているのではなくジタバタ足掻くのが好みだから、中間管理職のような立場に置かれたりダイがバランを倒すことを願ったり、そういう卑近で小者っぽい姿を見せるのもいい。あのダメダメな時期を経ての「オレを舐めるな大魔王」「骸が動いたのだ」だからね、嫌いになれるわけがないのよ。畳む
#ダイの大冒険